さいたま市立北浦和小学校 令和3年12月6日(月) 地元シェフによる学校給食
公開日:2022年02月08日 最終更新日:2023年10月31日
タイトル |
さいたま市立北浦和小学校 令和3年12月6日(月) 地元シェフによる学校給食
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詳細
 【献立】
ライス、若鶏とキノコのストロガノフ仕立て、レンズ豆と野菜の具沢山スープ ~アルザス風~ 、牛乳
【地場産の食材】
米、小松菜
【献立紹介】
パレスホテル大宮の毛塚シェフが考えて作ってくださったフランス料理の献立です。
ストロガノフはフランス料理の伝統的な煮込み料理です。今回は若鶏と2種のキノコを使用し、地場産のライスを添えていただきます。スープはフランスアルザス地方の郷土料理である、キャベツとレンズ豆を取り入れた具沢山の食べるスープに地場産物の小松菜を加えました。毛塚シェフは、「みんなが同じものを食べられるように」という思いで、小麦粉は米粉に、サワークリームは豆乳に変更するなど、献立を工夫してくださいました。
感謝の気持ちを込めて、北小みんなでおいしくいただきました。 |
 【調理作業】
毛塚シェフには、野菜の切り方や食材を入れるタイミング、火加減などを御指導いただきました。仕上げの段階では、それぞれの料理を最もおいしい状態で届けることができるよう、ストロガノフの濃度調整やスープの水分量調整、それぞれの塩加減などを調理員とともに考えて行ってくださいました。
また休憩の際には、「幼少期に正しい味覚を身に付けさせることが重要」、「食事は何を食べるかよりも、どこで誰と食べるのかという環境が大切」などこれまでの様々な御経験から学ばれた貴重なお話をしてくださいました。 |
 【児童集会】
朝の児童集会(TV放送)で、毛塚シェフの紹介と、給食委員会委員長によるインタビューを行いました。「料理を作る時に心がけていることは何ですか?」とお聞きすると、「料理を楽しむこと」とお答えくださいました。「おいしい料理を作ることはもちろんだけれど、料理を作る人が楽しむことで、結果的においしい料理ができあがる」と教えてくださいました。
また、毛塚シェフからは、「料理は5つの味と5つの感覚からできているので、今日の給食は五味五感を使って食べてほしい。」とお話をいただきました。
児童は毛塚シェフのお話をじっくりと聞き、五味五感を意識して食べることができました。 |
 【感謝の会】
給食終了後、給食委員の代表児童による感謝の会を行いました。給食委員会副委員長からは「普段食べることのできない料理を五味五感を使って味わうことができました。」と感想とお礼の言葉を述べ、毛塚シェフへの感謝の気持ちを込めて花束を贈りました。
シェフ給食の献立は、キノコや小松菜、レンズ豆などの食材をたっぷりと使用しており、それらが苦手な児童も「今日のキノコは食べられた!」、「小松菜がおいしかった!」など普段とは少し違った意識で給食を食べることができていました。喫食率は99%となり、大満足の北浦和小学校でした。 |