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さいたま市立岸中学校 令和3年10月18日(月)   地元シェフによる学校給食

公開日:2021年11月26日 最終更新日:2023年10月31日

タイトル さいたま市立岸中学校 令和3年10月18日(月)  地元シェフによる学校給食

詳細

【献 立】
 ・フォッカチオ
 ・牛乳
 ・地場産芋と鶏肉のグラチネ 
 ・トリコロールサラダ 
 ・旨味たっぷりのミネストローネ
【地場産の食材】
 しょうが、さつまいも、小松菜
【献立紹介】
 ミネストローネは水とコンソメを使わずにトマトのみの素材の味を生かしたスープです。アルデンテ(噛み応え)を意識したグラチネは、近郊で取れたさつまいもで作りました。サラダの小松菜の緑と茎の白、パプリカの赤は、イタリアの三色旗を彩ったものです。

【朝会】
 コロナ禍のため、全校集会の代わりに、給食委員会の生徒を中心とした放送による朝会を行いました。校長先生からの紹介の後、大山シェフから献立の紹介をしていただきました。「アルデンテ」は噛みごたえという意味で、食材の大きさや火の通り方でアルデンテを表現すること、オリーブ油やバルサミコ酢でイタリアを表現することなどを教えていただきました。
 また、地元の食材を楽しみながら食べてくださいとメッセージをいただきました。

【調理作業】
 大山シェフには、野菜の切り方から始まり、野菜の茹で方、にんにくの炒め方、最後の仕上げまで、自ら作業に加わり丁寧にご指導いただきました。シェフのこだわりある「アルデンテ」(噛みごたえ)のある仕上がりを求めて、何度も調理員と修正しました。
 にんにくは釜に入れてから火にかけること、しっかり炒めて臭みを残さないこと、肉は焦げ目をしっかりつけて旨味を引き出すこと、アクも旨みなので取らないこと、ドレッシングはしっかり乳化させることなど、たくさんのポイントを教えていただきながら調理しました。
コンソメなどは使わず、調味料は最小限に、食材のおいしさを最大限に引き出した料理はとてもおいしく仕上がりました。

【生徒との会食】
 8組の生徒たちと一緒に給食を食べていただきました。会食前に、イタリアに関する楽しいお話をしていただきました。「ボーノ」(イタリア語でおいしい!)などイタリア語を紹介し、和やかな雰囲気で楽しい給食時間を過ごすことができました。
 生徒たちは普段食べる機会の少ない本場のイタリア料理を食べる良い経験になったようです。
【感謝の会】
 給食終了後、校内放送で感謝の会を実施しました。生徒からシェフに感謝の言葉と花束を贈りました。

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