さいたま市 食育なびさいたま市教育委員会 健康教育課活動報告子育て・教育さいたま市立上大久保中学校 令和3年1月26日(火)   地元シェフによる学校給食

さいたま市立上大久保中学校 令和3年1月26日(火)   地元シェフによる学校給食

公開日:2021年02月15日 最終更新日:2023年10月31日

タイトル さいたま市立上大久保中学校 令和3年1月26日(火)  地元シェフによる学校給食

詳細

【献 立】
 クロワッサン・牛乳
 ホキとポテトのグラタン ブランダード風
 埼玉県産ブロッコリーとしらすのショート
パスタ・ごぼうのポタージュ
 豆乳プリン埼玉県産和梨のソースかけ
【地場産の食材】
 ブロッコリー、和梨(缶)
【献立紹介】
 魚の苦手な子も美味しく魚を食べてもらおうと、ホキとポテトを牛乳で煮込んだ南フランスの伝統料理ブランダードにチーズを散らしてこんがりと焼いたグラタンです。
 ごぼうのポタージュはごぼうの繊維を感じないくらいミキサーで細かくし、ごぼうの風味を引き立てています。
 豆乳プリンには埼玉県産の和梨の缶詰を使いシャリっとした歯ごたえも感じられる和梨ソースをかけています。

【放送による給食朝礼】
 給食委員による給食朝礼を行いました。八田シェフから「たくさん勉強してたくさん運動をしてお腹を空かせて、おいしい給食を待っていてください。」とお話をしていただきました。給食委員からの質問コーナーでは生徒からの「フランス料理の魅力は?」という質問に対し「フランス料理にはたくさんの食材や技法があり、毎日が勉強になるところ。」とシェフに回答をいただきました。次に「料理を作る時に意識している事は?」という質問に対しては「自分で食べて美味しいと思う料理を自信を持って出す。」また、「中学生が食事をする時どんな事を考えて食べてほしいですか?」という質問に対しては「料理を食べる事は簡単です。しかし作る事は時間も手間もかかる事なので、作っている人に感謝の気持ちを持って食べてほしい。」とシェフに回答をいただきました。

【給食調理】
 給食室で八田シェフに調理員さんと一緒に調理していただきました。ごぼうのポタージュは、シェフ持参のホテル仕様のミキサーを使って繊維が感じられなくなるまでゴボウを細かくしたので、舌触りがとてもなめらかになりました。
 ホキとポテトのグラタン ブランダード風は、シェフ自ら釜につき調理してくださいました。ホキとじゃがいもを牛乳で煮込み、焼き上がりが中はしっとり、外はカリッと仕上がるように水分量を調整してくださいました。ブロッコリーとしらすのショートパスタはブロッコリーを細かくすることでパスタにからみやすく、生徒も食べやすい工夫がされていました。

【教室巡回、感謝の会】
 新型コロナ感染症対策のため、シェフとの会食はできませんでしたが、生徒が教室で給食を食べている様子をシェフに見ていただきました。
 教室では黙食のため「どの料理が一番おいしかった?」という質問に挙手でお答えしました。シェフの長い帽子に生徒は興味深々でした。
 給食終了後、給食委員による感謝の会を行いました。「フランス料理を食べるのは初めてだけど、とてもおいしくて、心に残る味でした。」「ごぼうのポタージュがとてもおいしかったです。苦手なものも食べる事ができました。」など生徒が感想と感謝の言葉をシェフにお伝えしました。八田シェフの人柄が表われた、魅力いっぱいの美味しいフランス料理の給食をいただき、食への関心も高まりました。

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