さいたま市 食育なびさいたま市教育委員会 健康教育課活動報告子育て・教育さいたま市立植水中学校  令和7年11月19日(水)   地元シェフによる学校給食

さいたま市立植水中学校  令和7年11月19日(水)   地元シェフによる学校給食

公開日:2025年12月18日 最終更新日:2025年12月18日

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【献 立】
 ルーローハン(白飯)、牛乳、中華風たまごスープ、春雨サラダ、愛玉子(オーギョーチ)

【地場産の食材】
 精白米、豚肉、鶏卵、こまつな、根深ねぎ、キャベツ

【献立紹介】
 今日の献立のルーローハンは、台湾の代表的な料理です。中国のたまり醤油や紹興酒、氷砂糖、五香粉(八角、山椒、シナモン、桂皮、クローブ)という中国料理特有のスパイスを使い、本格的な香りとコクのある味に仕上がりました。中国風たまごスープは、仕上げにごま油とねぎ油を加え、良い香りのスープになりました。オーギョーチは台湾の伝統的なデザートです。プルプルした食感のゼリーと、レモンシロップが口の中をさわやかにしてくれました。どれもおいしく、生徒に大好評でした。

 

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【給食朝礼】
 全校生徒が体育館に集まり、給食委員による朝礼を行いました。シェフはかっこいい黒いコックコートで登場していただきました。給食委員が佐々木シェフの紹介を行い、シェフからはお話をしていただきました。日本の料理と中国料理の違いや、おすすめの中国料理と中国料理の好きなところ、中国料理人となってよかったことや大変だったことはありますか、といった給食委員からの質問に、ご自身の今までの経験や仕事の苦労などを交えて答えてくださいました。また、普段食べているラーメンや麻婆豆腐、エビチリなどの身近な料理は本場中国で食べられている料理ではなく、日本人に合わせた「中華料理」である、ということも教えていただきました。

 

 

 

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【調理作業】
 佐々木シェフは9時から厨房に入り、食材のカットや調理などを調理員と一緒に行っていただきました。調理作業の一つ一つを丁寧に指導していただきました。中国料理で使う、普段の給食では使用することのない調味料の使い方や、料理の加熱具合などについても教えていただきました。初めての献立で緊張感がありましたが、事前にしっかりと打ち合わせをしていたため、混乱することなく順調に作業することができました。それぞれの料理の仕上げも、シェフにすべて確認していただき、調味料を加えるなど微妙な調整をして味を調え、佐々木シェフ特製の給食が出来上がりました。

 

 

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【給食時間・会食・お礼の会】
 佐々木シェフには、給食の時間に全部のクラスを回っていただきました。生徒たちはシェフの長い帽子が気になるようで、興味津々でシェフに話しかけていました。どのクラスもおかわりに行列ができ、シェフ給食を楽しんでいる様子が見られました。
 お昼休みには、給食委員会によるお礼の会を行いました。生徒を代表して、給食委員長が「家で食べるチャーハンや餃子とちがう、本場の中国料理を味わい、中国料理に興味を持ちました。おいしい給食をありがとうございました」と給食を食べた感想やお礼の言葉を述べました。佐々木シェフからもお話をいただきました。生徒はシェフのコック帽を順番にかぶらせてもらったり、シェフから名刺をいただいたり、和やかなお礼の会になりました。

 

 

 

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