さいたま市立宮原小学校 令和7年11月28日(金) 地元シェフによる学校給食
公開日:2025年12月18日 最終更新日:2025年12月18日

【献 立】
フォカッチャ 牛乳 豚肉と鶏肉の煮込み 南仏野菜とツナのソース
秋のきのことペンネのペペロンチーノ風サラダ ごぼうスープ ショコラプリン
【地場産の食材】
豚肉
【献立紹介】
5種類の南仏野菜、豚肉と鶏肉、そしてツナを入れ、色鮮やかな野菜と肉と魚介類を味わえる主菜です。
サラダには、日頃給食で使用しているシェルマカロニに加えペンネを使い、マカロニには色々な種類があることを知ることができました。
スープは、炒めた玉ねぎとごぼうをミキサーにかけ、普段の給食とは違う触感のスープを味わうことができました。
デザートのショコラプリンでは、本校出身の宇宙飛行士 若田光一さんをイメージし、ホイップクリームを絞った上にアポロチョコをのせました。食缶を開けた子どもたちは驚いていて、とても喜んで食べていました。見た目も楽しいフランス料理給食です。

【調理作業】
朝一番で「ショコラプリン」の調理です。カップにショコラプリンの液を流し、その上にホイップクリームを絞り、アポロチョコを飾り付けました。給食室で手作りデザートを作ることはなかなか難しいのですが、毛塚シェフの御指導のもと、作業は予定通り終了!あとは冷蔵庫で冷やします。
豚肉と鶏肉の煮込みは、にんにくをきつね色になるまでしっかりと炒め、そこに色鮮やかな5種類の南仏野菜を入れ、下茹でしてうま味を閉じ込めた豚肉と鶏肉を入れ、トマトペーストを加え、仕上げにパン粉とツナを入れました。にんにくを炒めているとき、調理員は目の痛みと戦っていましたが、きつね色にすることがとても重要だと、シェフに教えてもらいました。
サラダは、パスタの茹で汁も入れ、普段とは違うサラダの作り方に挑戦しました。
ごぼうスープは、炒めた玉ねぎとごぼうをミキサーにかけて作りました。仕上げに、バターと薄力粉を手でこねたものを入れることで、さらに美味しくなることを教えてもらいました。シェフがバターと薄力粉をこねてくださり、シェフの技術を間近で見ることができ、調理員にとっても貴重な経験になりました。

【給食朝会】
毛塚シェフをお迎えして、「シェフ給食朝会」を行いました。
教頭先生からの紹介の後、シェフから献立の紹介をしていただきました。そして、「五味(甘味・塩味・酸味・苦味・うま味)五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)」を大切にすること、食を楽しむことなどのお話をいただきました。
給食室の前でシェフを待っていたり、給食の放送の練習を沢山したりと、児童それぞれがシェフ給食を楽しみにしている様子でした。

【給食時間&シェフを囲む会】
毛塚シェフには、教室を訪問していただきました。児童は、毛塚シェフに料理の感想を伝えたり、質問をしたりしていました。シェフの帽子の長さに驚いている児童が沢山いました。今日の献立を考えてくださった理由も聞くことができ、子どもたちは嬉しそうでした。
給食終了後は、給食委員会によるシェフを囲む会を行いました。シェフに沢山の質問をすることができました。シェフに直接質問をさせていただき、児童にとっても素敵な時間になりました。
シェフが考えてくださったフランス料理給食を食べることができ、児童にとって心に残る食を楽しめた1日になったと思います。