さいたま市立大久保小学校 令和元年11月6日(水) 地元シェフによる学校給食
公開日:2019年12月05日 最終更新日:2023年10月31日
タイトル |
さいたま市立大久保小学校 令和元年11月6日(水) 地元シェフによる学校給食
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詳細
 【献 立】
桜区のご飯
牛乳
鮭ロースト南仏野菜のトマト煮添え
じゃがいもとベーコンソテー
ソーセージとキャベツと小松菜の
ポトフ仕立て
和梨と豆乳のプリン
【地場産の食材】
精白米、小松菜、和梨、ブルーベリー
【献立紹介】
フランス料理を大久保小学校用にアレンジして、野菜がたっぷり食べられ、甘さや旨味が伝わるような調理方法で仕上げました。デザートは埼玉県産の和梨とブルーベリーでプリンを作りました。地場産物を使用するとともに食物アレルギーのある児童も同じものを食べられるよう、食材選びにも配慮しました。 |
 【給食朝会】
給食委員会による給食朝会を校内テレビ放送で実施しました。児童から質問もしながら、金子シェフからお話をいただきました。金子シェフは小学校の卒業文集に「将来は料理人になりたい」と書かれたそうです。また、本日の献立について、「野菜をたくさん食べてもらいたい」、「地場産である桜区の精白米を使う」というこだわりと、洋食(フランス料理)と和食の違いについても解りやすく説明されました。「今日の料理を食べてみなさんはどう思うか。食育とは食べて健康に育つことにつながる。」というお話もありました。
給食前に各クラスを訪問した時も、コック帽姿の金子シェフに「あっ、シェフだ!給食楽しみです。」と声をかける児童もいました。児童にとって給食の時間がより一層楽しみになったようです。 |
 【調理作業】
本番さながらの試作を事前にシェフ立ち合いのもと実施したこと、また、調理従事者との綿密な打ち合わせを行ったことで、当日はコミュニケーションを図りながら、スムーズに調理作業が進められました。
「玉葱を炒める時、先に塩をして炒めるのはどうしてか」、「トマトはなぜ煮詰めるのか」、「水分がとぶと味が馴染みやすくなる」、「仕上げに砂糖を使うと味がまろやかになる」など一緒に調理作業をしながら、理論を丁寧に詳しく教えていただけたので、調理従事者からも「調理のスキルがあがりました」との声がありました。
切菜時の正確さ、仕上げのタイミングや盛り付けのセンスの良さなど一流シェフの調理を拝見できて貴重な経験でした。 |
 【感謝の会】
ランチルームで給食委員会児童との会食後、感謝の会が実施されました。給食委員会児童が事前にまとめた「フランス料理について」の掲示物を紹介するとともに、児童からの感想と感謝の気持ちをお伝えし、メダルと花束を金子シェフへ手渡しました。
児童は、「特別な感じでうれしい。」「どれも食べたことのない味ばかり。今日は野菜もたくさん食べられた。」と大満足のようでした。
金子シェフは児童の言葉に素敵な笑顔とともに分かりやすい言葉で答えたり、コック帽を被らせてくださったりと優しく接してくださいました。児童たちもとてもうれしそうでした。
金子シェフからは「みんなの笑顔がうれしかった。普段、見えないところが見えてよかった。機会があればまたおいしい給食を作りに来ます。みんなが食に関心をもつきっかけになってくれたらいいですね。」とお話をいただきました。 |