さいたま市 食育なびさいたま市教育委員会 健康教育課活動報告子育て・教育さいたま市立大宮別所小学校  令和6年10月18日(金)   地元シェフによる学校給食

さいたま市立大宮別所小学校  令和6年10月18日(金)   地元シェフによる学校給食

公開日:2024年11月07日 最終更新日:2024年11月08日

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【献 立】
 フラワーロールパン、牛乳、豚バラ肉のトマト煮込みカスレ風
 リヨネーズポテト、ミルファンティ、オレンジゼリー

【献立紹介】
 豚バラ肉のトマト煮込みカスレ風は、野菜のうま味をいっぱい含んだトマト煮込みです。2時間以上じっくり煮込むことで、豚肉はホロホロと柔らかく仕上がりました。リヨネーズポテトは、玉ねぎをたっぷり使ったバター風味のポテトです、じゃがいもを皮付のまま揚げることで、コクのあるポテトに香ばしい風味も加わりました。ミルファンティは、チーズ入り洋風かき玉スープです。一工夫加えることで、卵が小さなかたまりとなって浮き上がり、ポワポワしたかわいらしいスープが出来上がりました。

 

 

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【シェフ朝会】

 シェフ朝会を行いました。八田シェフの紹介や献立の説明、質問コーナーでは給食委員会児童から八田シェフにインタビューする形式で、お話をしていただきました。子どもたちは、給食の時間までが待ち遠しく、楽しみな気持ちになったようです。

 

 

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【調理作業】

 八田シェフは、学校でも作ることができる、でも、普段の給食とは違う「メニュー」を考えてくださいました。夏休み中に試作調理を行った際には、具材の切り方から豚肉をホロホロの食感に仕上げるための調理の工夫点など、細かいポイントについて多くの助言をいただきました。そして本番当日、いつもと違う雰囲気に、調理員一同ドキドキわくわくしながら給食を作りました。全校児童分と、試作とは量が違うので手こずる場面も多少ありましたが、一度作っていることもありスムーズに調理することができました。八田シェフは包丁を持参してくださり、一緒に調理をしてくださいました。

 

 

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【教室参観・感謝の会】

 給食時間に合わせて、八田シェフに給食の様子を全クラス参観していただけました。八田シェフが教室に入ってくると、子どもたちからは歓声が上がり、「おいしい」「毎日シェフ給食がいい!」「ポテトがおいしい」など感想が飛び交いました。トックブランシュ(コック帽)にくぎづけな子どもたちの様子など、微笑ましく温かい雰囲気で、教室参観をしていただくことができました。また、低学年から高学年へと学年が上がるほど感想の語彙が増えていく様子に、八田シェフは驚きと子どもの成長を感じておられました。レシピを教えてほしいという児童には、八田シェフに確認の上レシピを渡しました。レシピを手にした児童もとっても嬉しそうでした。 
 給食終了後には、感謝の会を行いました。給食委員会児童から、シェフ給食の感想やお礼の言葉と共に、八田シェフへ感謝の気持ちをこめて花束を贈りました。八田シェフは、「今日はこのような感謝の会を開いていただきありがとうございます。今日は私が調理員さんと給食を作りましたが、毎日の給食を作ってくれているのは、調理員さんです。廊下などで会った時には、調理員さんに“給食おいしかったです”“給食を作ってくれてありがとうございます”などの感謝の気持ちを伝えてください。」と作っている側にも寄り添った言葉を子どもたちに伝えてくださいました。
 シェフ給食を通して、シェフと触れ合う中で間近に感じ、子どもたちの食への関心が深まったように思いました。

 

 

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