さいたま市立大久保小学校 令和5年11月6日(月) 地元シェフによる学校給食
公開日:2024年01月12日 最終更新日:2024年01月26日
【献 立】
フォカッチャ、地元の芋と鶏肉のグラチネ、トリコローレ風サラダ、野菜いっぱいのミネストローネ、牛乳
【地場産の食材】
さつまいも、小松菜
【献立紹介】
今日の献立は、大山シェフが大切にされている食材本来の味わいと「アルデンテ」を楽しむことができます。地元の芋と鶏肉のグラチネは、さいたま市産のさつまいもを使用し、ホクホクの食感と鶏肉やチーズの旨味を感じられます。トリコローレ風サラダは、イタリアの国旗の色三色を表し、赤ピーマンと小松菜のシャキシャキとした食感を味わうことができます。野菜いっぱいのミネストローネは、素材の持つ食感や味わいを、最大限に引き出したたっぷりの野菜と、ファルファーレも入って、見た目も華やかに仕上がりました。ミネストローネと聞くとスープのイメージがありますが、シェフ曰く、「ごった煮」という意味であり、様々な味や食感を楽しむことができることを学びました。
【調理作業】
大山シェフは自ら包丁を握り、食材のアルデンテを楽しむことができるようにはどのように切ったらよいのかを教えてくださいました。同じ切り方でも、食材によって厚みや大きさを変えるシェフのこだわりに、熱い想いを感じました。どの料理も味付けは非常にシンプルですが、炒めるオリーブ油と仕上げのオリーブ油を変えて使ったり、食材にじっくり火を入れて甘味や旨味を引き出したりと、プロの技の数々を知ることができ、とても勉強になりました。

【給食の時間】
会食前に、大山シェフは全クラスを回り、児童に声掛けをしてくださいました。「フォカッチャにミネストローネをつけて食べるとおいしいですよ。」とおいしい食べ方を教えてくださいました。児童も「おいしそうです。」「作ってくださってありがとうございます。」と、シェフとの交流を喜んでいました。大山シェフは、給食委員の児童と一緒に給食を食べ、献立に込められた想いや、イタリアで修業されていた頃の貴重なお話をしてくださいました。

【感謝の会】
給食終了後、給食委員会の児童で感謝の会を行いました。代表児童がシェフへの感謝の言葉を述べた後、児童が心を込めて作ったプレゼントを贈呈しました。本校では、毎月19日にクラスに1つだけ入っている星形のにんじんが当たった児童に、ウサギの形をした「スマイルキャロット認定証」を渡しています。大山シェフへの感謝の気持ちを表す為に、大久保小学校ならではの贈り物をしたいと考えた児童達は、通常の30倍の大きさの「ビッグスマイルキャロット」を作りました。後日、全校児童からの「シェフへの感謝の手紙」をお届けしたところ、「児童のみなさんが様々な思いでシェフ給食を食べてくれていたことを知ることができて嬉しいです。」と、大変喜ばれていました。