さいたま市 食育なび活動報告子育て・教育さいたま市立美園南中学校  令和4年11月28日(月)   地元シェフによる学校給食

さいたま市立美園南中学校  令和4年11月28日(月)   地元シェフによる学校給食

公開日:2023年01月24日 最終更新日:2023年10月31日
タイトル
さいたま市立美園南中学校 令和4年11月28日(月)  地元シェフによる学校給食

詳細

【献立】 
 プロヴァンス風パスタ、果汁飲料、ニース風サラダ、パンナコッタ
【地場産の食材】 
 牛乳
【献立紹介】
 野菜の食べ残しが多い為、「野菜を中心としたメニュー」を実施。
・プロヴァンスとは南フランス南東部を占める地方で、東はイタリア国境、南は地中海に面しています。この辺りでは、にんにく・トマト・オリーブ油を用いる料理が多く、代表的なトマトソースをパスタにかけていただきました。
・ニースとはプロヴァンス地方にあるフランス南東部の都市です。ニース風サラダ(サラダ・ニソワーズ)は、古くから親しまれている郷土料理でトマト・アンチョビ・オリーブ油・黒オリーブ等が主な材料です。このサラダの保存会まで存在すると言いますから、地元の人達のサラダ愛が感じられる一品です。今回は給食用にアレンジをしました。
・パンナコッタは口当たりがとても滑らかで、まさにレストランの味そのものでした。

【調理作業】
 午前8時に神田シェフとアシスタントの倉地シェフが給食室へいらっしゃいました。
 本校給食調理業務受託会社の㈱藤江さんからは、担当課長らが応援に駆け付け万全の態勢でシェフとの共同作業に臨みました。「野菜の切り込みに入ります!」とスタッフへ声をかけ、自ら作業を開始するシェフ。トマト、じゃがいもと鮮やかな手際で次々と作業が進みます。ここまでで、既に40kg近い野菜が処理されています。「皆さん、随分手際が良いですね。私の方がおいていかれちゃうな。」とご謙遜される場面もあり、時折スタッフとも世間話をしながら作業されていました。
 その後、パンナコッタの盛り付けやプロヴァンスソースの調理へと息つく暇もありません。しかしながら、忙しい中にも和やかな雰囲気があり、スタッフとのコミュニケーションも大切にするプロの仕事ぶりを見せて頂きました。


【給食放送】
 給食時間に代表学級から、シェフの紹介を生中継で放送しました。
①校長先生より 神田シェフ、倉地シェフの紹介
②神田シェフより 本日の献立についての説明
 マスク越しでも生徒達に判りやすいようにゆっくりと丁寧に説明するシェフの姿が印象的でした。生徒達は、食い入るようにシェフのお話に聞き入っていました。
 生中継が終わるとシェフ達は、校長先生の案内で全クラスを巡回しました。シェフの姿が見えると生徒達の笑顔があふれ、中には拍手で迎える学級もありました。

【感謝の会】
 給食終了後、給食委員会の生徒で感謝の会を行いました。代表生徒がシェフ給食の感想やお礼の言葉を述べた後、花束贈呈と記念撮影をしました。
 お二人のシェフもとても喜んでおり、感慨深い表情をされていました。
 最後に和やかにお見送りをして、シェフ給食の一日が終わりました。

この情報は、「さいたま市教育委員会 健康教育課」により登録されました。

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