さいたま市 食育なび活動報告子育て・教育さいたま市立大谷場東小学校 令和4年10月18日(火)   地元シェフによる学校給食

さいたま市立大谷場東小学校 令和4年10月18日(火)   地元シェフによる学校給食

公開日:2022年11月21日 最終更新日:2023年10月31日
タイトル
さいたま市立大谷場東小学校 令和4年10月18日(火)  地元シェフによる学校給食

詳細

【献 立】
 ツイストパン・牛乳
 鶏肉のトマト煮カスレ風
 秋のきのこのポタージュ
 さつまいものサラダはちみつ風
【地場産の食材】
 米粉
【献立紹介】
 カスレ風とは、フランス南西部の郷土料理です。いんげん豆と肉を煮込んでつくります。たっぷりのにんにくを使用して、香り良く仕上げました。
 きのこのポタージュはえのきたけ、しめじ、マッシュルームを強火で炒め、ミキサーでなめらかに仕上げました。
 トマト煮、ポタージュともに桜区の農家さんの米粉を使用し、アレルギーのある児童生徒も同じ料理を食べられるようにしました。

【調理作業】
 野菜の切り方や、炒め方、火加減、ミキサーのかけ具合、米粉を加えるタイミングなどを、毛塚シェフがていねいに教えてくださいました。つなぎとして米粉を使用することで、米農家さんを応援することができることや、日本の食料自給率アップにもつながることなども、調理しながら話していただきました。そしてシェフが、釜をかき混ぜて煮え具合を確認してくださいました。
 さつまいものサラダは、シェフが味の調整をしてくださった、はちみつとマスタードのドレッシングを使用して、大人の味に仕上がりました。「さつまいものサラダの作り方が知りたい」と多くの児童から声をかけられました。

【給食時間・給食集会】
 毛塚シェフには給食時間に各クラスを回っていただきました。シェフの長い帽子や胸元のフランス国旗のマークに児童が夢中になって、シェフの周りに集まっていました。
 また、毛塚シェフからのメッセージをライブ配信で教室に届けました。「五味五感で料理を感じて楽しんでほしい」というシェフからのメッセージを聞いて、うなずいてシェフ給食を食べている児童の様子がみられました。
 配信の後も、教室を回っていただき、コック帽が長い理由やネックチーフの由来などのエピソードをシェフが話してくださり、児童は目を輝かせて聞いていました。

【感謝の会】
 お昼休みの時間に感謝の会を実施しました。給食委員会から「どれもおいしくて、普段の給食では食べられない味でした」「香りがよくて、なんどもおかわりしたくなりました。あまり外で食事を食べないので給食で食べられてよかったです」などのシェフ給食の感想を伝えるとともに、毛塚シェフへの質問をしました。上手に料理を作るコツは「食べることが好きになることで、自分の味覚をつくること」。シェフになった理由には小学生の時に家でチャーハンを作った時のエピソードをそえて「自分が作ったもので、人が喜んでくれること」そして「食べることが好き」ということなどを答えてくださいました。その様子は、翌日の給食時間にTeamsで配信しました。その様子を見て児童たちはお礼のメッセージをシェフに書き、そのメッセージカードを後日シェフにお渡ししました。シェフは一人ひとりのメッセージに笑顔で目を通してくださいました。

この情報は、「さいたま市教育委員会 健康教育課」により登録されました。

この記事をチェックした人はこんな記事もチェックしています