さいたま市立和土小学校 令和4年10月18日(火) 　　地元シェフによる学校給食

【献　立】
　五目ピラフ　牛乳　
　魚と野菜のグラタン仕立て
　ミネストローネ　マンゴームース
【地場産の食材】
　岩槻米　カーボロネロ
【献立紹介】
　シェフが提案してくださった、米と魚の華やかなメニューです。ひじきをはじめたくさんの食材が入り、ふんわりカレーが香るピラフ。特製ソースのかかった３層の魚のグラタン。野菜のうまみをじっくり煮だした食べるスープのミネストローネ。とろりとした舌触りが児童にも大人気のデザートのマンゴームースでした。

【調理作業】
　調理作業では、金子シェフが野菜の切り方や、食材の処理の方法、調理時間や温度管理など、丁寧に指導してくださいました。ミネストローネは時間をかけて、野菜の旨味を引き出すことでおいしく仕上がりました。グラタンのソースは、様々な食材が入り、複雑な味を楽しめました。固い野菜などはあらかじめ茹でることで均一に仕上げるなど、繊細な工夫も教えていただきました。マンゴームースは固まりやすいので、湯煎にかけながら作業するとよいなどのアドバイスを受け、スムーズに作業することができました。
　シェフにそれぞれの料理を調味料の量や加熱のタイミングなどを確認していただき、調理員さんたちも安心して調理を進められました。

【給食時間】　
　金子シェフには給食時間に教室を巡回していただきました。児童は黙食ではありましたが、本物のシェフの登場に目を輝かせ、おいしくいただいていることをアピールしていました。シェフが料理の道を志したいきさつをうかがった児童たちは、そのお話が心に響いた様子で、キャリア教育にも大いにつながることを実感しました。シェフに質問にこたえていただくなど、各教室で和やかに、シェフの人柄と、シェフの給食を身近に感じられるひと時となりました。

【朝会、テレビ放送、感謝の会】
　音楽朝会の始めに給食委員からシェフ給食のお知らせと、金子シェフの挨拶をいただきました。正装のシェフの姿とお話に、児童たちの期待も高まりました。　
　その後、シェフには児童の歌声を聴いていただき、より身近に本校を感じていただきました。
　給食時にテレビにて、調理の様子、シェフからの献立の説明を放送しました。シェフは「味わって食べてください。」と語りかけてくださいました。
　テレビ放送の終了後、全校を代表して給食委員会の児童による感謝の会を行いました。感謝の言葉と、今日の給食の感想をシェフにお伝えし、花束を贈呈しました。
　全校でシェフへの感謝の手紙を書き、シェフへお届けする予定です。