さいたま市 食育なび活動報告子育て・教育さいたま市立川通小学校 令和4年9月28日(水)   地元シェフによる学校給食

さいたま市立川通小学校 令和4年9月28日(水)   地元シェフによる学校給食

公開日:2022年10月18日 最終更新日:2023年10月31日
タイトル
さいたま市立川通小学校 令和4年9月28日(水)  地元シェフによる学校給食

詳細

【献 立】
 ソフトフランスパン 長崎県産真鯛と茸のホイル焼きブルゴーニュ風 さいたま市産ヨーロッパ野菜のミネストローネ 人参とブロッコリーのラペ 国産和梨のゼリー 牛乳

【地場産の食材】
 カリーノケール 

【献立紹介】
 岩槻区を中心としたヨーロッパ野菜の生産者から仕入れた新鮮なカリーノケールを使用したミネストローネには、めずらしいパスタである「リゾーニ」が使われています。ホイルには、真鯛と茸とブルゴーニュバターが包み込まれ、かぐわしい香りが閉じ込められていました。人参とブロッコリーのラペにはワインビネガーが使われ、茹でた野菜に良く絡んでいました。ゼリーには、国産和梨の缶詰が使われ、缶汁まで無駄なく活用され、さわやかなゼリーに仕上がっていました。とても繊細な味付けでおいしくいただきました。

【給食調理】
 この緑色の物は、パセリ・にんにく・たまねぎ・レモンをバターとすり混ぜたブルゴーニュバターです。エスカルゴを食べる時に良く使われるバターで、エスカルゴバターとも呼ばれるそうです。これは真鯛の上に乗せるバターを、絞り袋を使ってボタン状に絞り出しているところです。リズミカルに絞り出されたブルゴーニュバターは、鉄板の上で均等に整列しており、毛塚シェフの匠の技に圧倒されました。

【給食調理】
 真鯛のホイル包みを作っています。
 今回使用された長崎県産の真鯛は、本来なら高級なレストランなどに納品されるような高品質な真鯛なのですが、国の復興支援の一環で無償提供していただきました。おかげでとてもしっかりした切り身が届き、生のマッシュルームなどと一緒にブルゴーニュバターでホイル蒸し焼きにしました。
包み込む作業では、ホイルの端で手を切らないように、切り口を内側に巻き込むことなど、食べる人に対する気遣いも一緒に教えていただきました。しめじ・えのき・白マッシュルームがバターと魚の旨味を吸い取り、蒸し焼きにすることで、真鯛もしっとりとした出来上がりになりました。

【シェフの紹介・訪問・感謝の会】
 三密を避けるため、朝会でのシェフ紹介はリモートで行いました。五味五感という、食べる時に重要な要素について、わかりやすく説明してくださいました。
 この日は、さいたま市内で今年度最初のシェフ給食ということで、給食の時間にあわせて、細田眞由美教育長の訪問と、テレビ埼玉の取材が入りました。毛塚シェフは、ミネストローネに入ったカリーノケールを手に持ち、すべてのクラスを回り、給食の様子をご覧になりました。
 毛塚シェフが帰られる時には、シェフ給食のお礼に、健康委員会の代表による感謝の会を行いました。6年児童によるお礼の言葉の後に、花束と記念品の贈呈を行いました。健康委員会では、シェフ給食にむけてシェフの紹介ポスター制作を進めてきました。記念品には、川通小の名物「大王松」の松ぼっくりをクリスマスツリーに仕立てて渡しました。毛塚シェフ、ありがとうございました。

この情報は、「さいたま市教育委員会 健康教育課」により登録されました。

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