さいたま市立与野西北小学校 令和3年1月27日(水) 地元シェフによる学校給食
詳細

【献 立】
ソフトフランスパン
豚肉のコルドンブルー
パンプキンポタージュ ベジタブルソテー チョコレートプリン 牛乳
【地場産の食材】
牛乳
【献立紹介】
本日のメイン料理である豚肉のコルドンブルーは、フランスでポピュラーな家庭料理のひとつで、フランス版のカツレツです。2枚ずらして重ねた豚ロース肉にハムとチーズをはさみ、強力粉をつけ、卵を溶かした衣にくぐらせ、パン粉をつけてから油で揚げて作ります。ソースにもこだわり、デミグラスソースにバターを加え、鎌田シェフが何度も味を確認し、濃厚なオリジナルソースが完成しました。
コルドンブルーの付け合わせのベジタブルソテーも、絶妙な火加減で野菜の甘さが引き立つように工夫されています。

【調理作業】
チョコレートプリンを調理では1番先に作りました。牛乳の様子を見ながら、チョコレートやゼラチンを入れるタイミングを見極めて作ります。チョコレートプリンは、鎌田シェフのこだわりのフランス産チョコレートを贅沢に使い濃厚に仕上げた高級デザートです。
パンプキンポタージュは、今回の調理では砂糖を一切加えずに作りました。かぼちゃと玉ねぎの野菜本来の甘みを引き出した、鎌田シェフこだわりの上品なポタージュです。

【給食朝会テレビ放送(給食前)】
鎌田シェフと児童の安全を第一に考え、少数の給食委員会の児童と職員で、会議室からテレビ放送を各教室に向けて行いました。
司会進行は、給食委員会の児童が行いました。鎌田シェフには今日のメニューについて説明していただいたり、児童が考えた質問に答えていただいたりしました。「得意な料理は何ですか?」と児童が質問すると、「得意な料理は全部です。友だちとのつきあいも同じです。相手のよいところを見つけて好きになる努力をすることが大切」と答えてくださいました。
鎌田シェフの料理に対する熱い思いが、画面越しでしたが全校児童に伝わったことと思います。

【給食の時間・感謝の会】
教室での会食はできませんでしたが、換気を徹底した廊下から児童の様子を鎌田シェフに見ていただきました。コロナ対策のため、食事中は会話の禁止をしていましたが、児童は鎌田シェフに向け、親指を立ててグッドポーズのジェスチャーをして、「美味しい」や「感謝の気持ち」を伝えていました。児童は「こんなに美味しいチョコレートプリンは食べたことがない。お店にもぜひ行ってみたい。」と満足そうにあとで教えてくれたのが印象的でした。
給食後に少数の給食委員会の児童と職員で感謝の会を行いました。感謝の言葉を校長先生と児童が鎌田シェフに伝え、花束の贈呈を行いました。
「テレビ朝会」と「感謝の会」の練習、それにウエルカムボードの作成は、2学期から給食委員会の児童が委員会活動の時間を活用して頑張ってくれました。今日の味と体験は、児童の心に「食の大切さ」や「作る人への感謝の気持ち」として残ったことと思います。
この情報は、「さいたま市教育委員会 健康教育課」により登録されました。