さいたま市立川通小学校 　令和７年１１月１２日(水) 　　地元シェフによる学校給食

【調理作業】
　金子シェフには野菜を切ったり、ハンバーグの成形をしたりと、調理員さんの作業をたくさんお手伝いいただきました。カラフルパプリカのハンバーグは、成形したハンバーグの種とパプリカをオーブンで焼いて、一度取り出し、パン粉がサクサクの食感に仕上がるように、さらに高温で二度目の火入れ。焼き加減や色味を金子シェフに確認してもらいました。コンキリエのサラダは、シェフの指示のもと、給食では初めての食材「アンチョビ」とにんにくをしっかり炒めてソースにした、温かいサラダ。児童にはこちらも人気でした。さつまいものスープは、さつまいもが煮崩れるまでじっくり時間をかけて煮たので、とろりとしたきれいな黄色のスープに出来上がりました。最後は、すべての料理の仕上がりの確認と味見を金子シェフにしてもらい完成です。

【シェフの教室訪問と会食】
　給食の時間に金子シェフが全クラスを回ってくださいました。西洋料理の高いコック帽をかぶったシェフの姿に、子どもたちも大興奮でした。
　クラスの児童はシェフの話を楽しそうに聞いていました。そして、覚えたてのフランス語で「ボンジュール！」「セ・ボーン！」とシェフに話しかけていました。また、６年生の教室で一緒に会食もしていただき、今日の給食のことやフランス料理の話など、児童からの質問にもたくさん答えていただきました。
　本格的なフランス料理を味わえたことは、児童にとって、とても貴重な経験になったようでした。また、これをきっかけにフランス料理にとても興味をもったという児童もいました。

　【お礼の会】
　給食終了後、健康委員会が中心となり、金子シェフへのお礼の会を行いました。代表の児童から、給食を食べた感想やお礼の言葉を述べて、最後に記念撮影をしました。シェフからのお話もあり、とてもあたたかいお礼の会となりました。後日、全クラスからの感謝の手紙を送りました。