さいたま市 食育なび活動報告子育て・教育さいたま市立新開小学校  令和6年1月30日(火)   地元シェフによる学校給食

さいたま市立新開小学校  令和6年1月30日(火)   地元シェフによる学校給食

公開日:2024年02月21日 最終更新日:2024年02月22日

献立

【献 立】

 クロワッサン、コーヒー牛乳、白身魚のブレゼきのこのクリームソース、人参と小松菜、レーズンのオレンジ風味キャロットラペ、ポトフ、ストロベリーカスタードタルト

【地場産の食材】

 人参、小松菜

【献立紹介】

「白身魚のブレゼきのこのクリームソース」は、鱈ときのこ入りのクリームソースを耐熱フィルムで包んで焼き上げた料理です。クリームソースの色に合わせて白しめじ、白まいたけ、えのきといった白い色のきのこを使っているので、統一感のある美しい仕上がりになっています。クリームソースに加えた隠し味のカレー粉がフィルムを開けた瞬間にふんわりと香ります。
「人参と小松菜、レーズンのオレンジ風味キャロットラペ」には、埼玉県産の人参と小松菜を使用しました。レーズンの香りをうつしたオレンジジュースをじっくりと煮詰めて作ったドレッシングは、甘味と酸味のバランスがとれた風味豊かな味わいが特徴です。人参のオレンジ色、小松菜の緑色、レーズンの紫色と彩りも美しいサラダに仕上げました。
「ポトフ」はフランスの伝統的な家庭料理のひとつです。角切りにしたじゃがいも、たまねぎ、大根、キャベツをじっくりと煮て、野菜の甘みを生かしたやさしい味わいに仕上げました。
これらの料理にコーヒー牛乳とデザートのストロベリーカスタードタルトを組み合わせることで、フレンチレストランのコース料理を彷彿とさせる献立となりました。

調理作業

【調理作業】

鱈ときのこのクリームソースを耐熱フィルムに包む作業は、杉山シェフ、スタッフの杉本さん、近藤さん、調理員さん、栄養士の総出で行いました。慣れない作業ではありましたが、フィルムをきれいに包むコツを教えていただき、予定よりも早く作業を終えることができました。
キャロットラペのドレッシングに使用するオレンジジュースは、煮詰め加減を杉山シェフに確認していただきながら、仕上げました。
強火で煮詰めていくことでオレンジジュースの酸味の角が取れ、甘味のある風味豊かな味わいに仕上がりました。
ポトフは杉山シェフが味見をしながら、調味料の量を調整してくださり、野菜の甘みが引き立つおいしいポトフに仕上げてくださいました。

会食

【会食・教室巡回】

給食の時間に、杉山シェフが全クラスの教室を回って子どもたちに声をかけてくださいました。児童からは「今日の給食のメニューの中で一番作るのが大変だったものは何ですか?」「今日の給食に込めた想いはありますか?」など様々な質問が飛び交いました。たくさんの質問が出る中、杉山シェフはひとつひとつの質問に丁寧に答えてくださいました。杉山シェフの言葉を真剣に聞いている子どもたちの姿も印象的でした。
給食委員会の子どもたちは会議室で杉山シェフとの会食を楽しみました。初めは緊張している様子でしたが、杉山シェフが子どもたちに気さくに話しかけてくださり、和やかな雰囲気の中で食事を楽しむことができました。

感謝の会

【感謝の会】

給食終了後、給食委員会の子どもたちで感謝の会を行いました。一人ひとりが給食の感想とお礼の言葉を述べた後、代表児童が花束をお渡しし、全員で記念撮影をしました。
給食委員会の子どもたちからは「フランス料理は初めて食べたので、特別な機会になった。」「とてもおいしかった。フランス料理に興味を持った。」などの言葉が聞かれました。
杉山シェフからも「シェフ給食という形で子どもたちの食育に関わることができ、嬉しく思います」とのお言葉をいただきました。

 

この情報は、「さいたま市教育委員会 健康教育課」により登録されました。

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