さいたま市 食育なび活動報告子育て・教育さいたま市立尾間木中学校  令和5年1月17日(火)   地元シェフによる学校給食

さいたま市立尾間木中学校  令和5年1月17日(火)   地元シェフによる学校給食

公開日:2023年02月14日 最終更新日:2023年10月31日
タイトル
さいたま市立尾間木中学校 令和5年1月17日(火)  地元シェフによる学校給食

詳細

【献 立】
 五目ピラフ、牛乳、ポークときのこのストロガノフ風、具だくさんミネストローネ、かぼちゃとりんごのサラダ、マンゴーと練乳のプディング
【地場産の食材】
 米(彩のきずな)、豚肉、里芋、にんじん、ごぼう、カーボロネロ(黒キャベツ)
【献立紹介】
 五目ピラフはさいたま市産のにんじん、ごぼうや油揚げなど、和の食材にほんのり隠し味のカレー風味がポイントです。ストロガノフは埼玉県産の豚肉ときのこの旨みがピラフともよく合いました。ミネストローネは、緑区産の里芋や岩槻区産のカーボロネロをたくさんの食材と一緒に煮込み、野菜の旨みがギュッと詰まった栄養満点のスープでした。サラダは、かぼちゃの甘みとりんごのシャキシャキとした食感が楽しめ、デザート感覚で食べられ、かぼちゃが苦手な生徒でも残さずにいただけました。プディングはマンゴーの味が濃厚でとてもなめらかな仕上がりで一番人気のメニューでした。

【調理作業】
 給食室では、朝一番でマンゴーと練乳のプディング作りに取りかかりました。事前に試作をし、作業の確認や打ち合わせもしっかり行っていたので、スムーズに作業ができ、当日金子シェフがみえた頃には野菜の切裁に取りかかっていました。
 野菜はスライサーはほとんど使わずに、手作業で丁寧に切裁を行いました。回転釜ではまず、ピラフの具を炒めて調味料で煮含め、ご飯は炊飯器で具の煮汁と一緒に炊き込んでいきます。サラダのかぼちゃはスチームコンベクションでじっくり甘みが出るように蒸してから、手作業でつぶしていきます。
 ストロガノフとミネストローネは同時並行で回転釜を使って、それぞれ煮込んでいきます。調理中もシェフ自ら、回転釜でお肉を炒めたり、野菜を入れる作業を一緒にやってくださいました。仕上げはシェフに全ての料理の最終確認をしていただき、時間どおりに作業することができました。

【会食の様子】
 会食前には、給食委員の三役案内の元、金子シェフと細田教育長が教室での配膳の様子を見学しました。その後、視聴覚室でパーテーションを置き、給食委員12名と一緒に会食を行いました。コロナ禍において、黙食での会食となりましたが、生徒たちはシェフを目の前にして緊張した様子でした。
 各教室では、いつもより給食の時間を10分長く確保したことで、生徒たちはたくさんおかわりをし、食事を楽しんでいました。いつもの給食とは違う、シェフ考案の特別なメニューを学校で食べることができて嬉しかった、とてもいい思い出になったという感想が多くありました。

【感謝の会】
 会食終了後には、全校生徒を代表して2年生の給食委員の生徒によるシェフへの感謝の会を行いました。生徒から「尾間木中に来ていただきありがとうございました。初めてのシェフ給食でとても楽しみにしていました。」「地場産物をたくさん使った給食で、食材そのもののおいしさを感じることができました。」などと感謝の気持ちを伝えると、金子シェフからは「ぜひ、これを機会にみなさんに食に興味をもってもらえたら嬉しいです。これからも食べることを大切にしてください。」と生徒たちへメッセージをいただきました。
 最後にシェフに花束と記念写真を贈呈して終了となりました。生徒・職員一同、豪華な給食に心もお腹も満たされ、貴重なひと時となりました。

この情報は、「さいたま市教育委員会 健康教育課」により登録されました。

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