夏野菜の栽培と収穫体験(さいたま市立南浦和保育園)
保育園では遊びや生活の中で様々な食育に取り組んでいます。
南区の南浦和保育園では、3歳児、4歳児、5歳児のクラスを中心に、今年も野菜の苗を植えました。
おいしい野菜を育てるために、まずは土づくりから始めます。
野菜の苗がしっかりと根を伸ばせるようにシャベルを使って混ぜ合わせ、ふんわりやわらかな土にしていきます。
眠っていた虫たちを発見したり、土の感触を楽しんだりしていました。
土が準備できたら、園庭の横にある花壇やプランターに苗を植えていきます。
きゅうり、ピーマン、パプリカ、トマト、スイカ。育てる野菜の種類はクラスごとに選びました。
植える時には「大きくなってね」「たくさん実をつけてね」と言いながら優しく土をかけて植えていました。
手のひらに載るサイズの小さな苗からどのように大きくなっていくのか楽しみです。
水をあげて、土が乾燥しないように藁を敷いて、ツルのある野菜には支柱を立てて大切に育てていきます。
野菜の様子を毎日近くで観察して、水をあげながら「昨日より大きくなってる!」「黄色い花が咲いているよ」と野菜の生長を喜ぶ姿があります。
3~5歳児クラスの園児が中心となって育てていますが、ちいさいクラスの子たちも「何になるのかな・・・」と園庭遊びをしている時に興味を持っています。
きゅうりとピーマンの実が大きくなりました。待ちに待った収穫です。
収穫した野菜を触ってみると、きゅうりはトゲが尖ってチクチクしています。
収穫したピーマンの匂いを嗅いで「ピーマンのにおいがする」と嬉しそうにしています。
お友達と「こっちは大きいね」「こっちは赤ちゃんピーマンだね」など大きさを比較しながら見ていました。
収穫した野菜たちは給食室で調理してもらい、味わってみます。
収穫したトマトときゅうりをサラダにしてもらいました。
マリネの味をベースに、少し味噌を入れてもらい、仕上げてもらいました。
暑い日だったので、さっぱりしたサラダに子どもたちも食が進んでいました。
野菜が好きな子も、普段は野菜が苦手な子も自分たちで育てた野菜は特別な味わいです。
この情報は、「さいたま市子育て未来部」により登録されました。