「給食室ライブ」を実施しました。(さいたま市立尾間木保育園)
詳細
~「給食室ライブ」を実施しました!~
さいたま市立尾間木保育園の給食室はガラス張りで、子どもたちは美味しそうな香り、給食が作られる過程、一人分ずつ丁寧に盛り付けられる様子をいつでも見ることができます。
食への興味関心がいっぱいの5歳児へ、園長先生と給食室の先生が「給食室ライブ」を実施しました。給食室と子どもたちをマイクでつないでライブ給食を満喫しました。
尾間木保育園の給食室は玄関を入って廊下を進むと右側にあります。
園庭で思いっきり遊んだ後、給食室の前を通ると、美味しい香りがただよい子どもたちは毎日ワクワクしながら給食を楽しみに待ちます。
140人分の給食を作りながら、窓の前に座って見ている子どもたちのために、給食の先生がライブキッチンを設置してくれました。
今日のメニューは…
主食:ごはん
主菜:小江戸カレー
副菜:切り干し大根のサラダ
果物:りんご
毎日、給食に使用される食材を給食の先生が準備してくれ、どんな食品が入っているのかを確認しながら食べています。
今日はホワイトボードにお鍋を書いて、子どもたちが食材の絵を貼ってみました。
「小江戸カレーだから、さつまいもとほうれん草が入っているんだね!」
ライブ給食が始まりました。
にんじんは食べやすいように四角くコロコロのサイコロ状に切っています。
「隠し味はなぁに?」
「にんにく、しょうが、すりおろしたりんご、あと、ハートかな。」
子どもたちの目の前で、りんごをすりおろしました。
保育園のカレールウは手作りです。溶かしバターに小麦粉を加えてじっくり炒め、しょうゆ、ソース、ケチャップ、カレー粉を加えて作ります。
「え~四角いカレールウじゃないんだね!」
給食の先生に紛れていたのは、何と園長先生でした!
給食室側からリポートしています。
カレールウの材料の一つのカレー粉の香りを嗅いでみると…
「カレーのにおいだ!」
ライブ給食用のカレーができました。
「みんなの分を作るカレーのお鍋はどのくらいのおおきさなの?」
「本物のお鍋はこんなに大きいよ~」
今日の果物はりんごです。
「こんなにたくさんのりんごの皮をむいて、切ってくれているんだね」
子どもたちからの質問コーナー。
たくさんの素朴な質問と、心温まる質問がありました。
「どうして、食べ物でみんなを笑顔にできるの?」
「美味しいときはどんな顔になる?」
「うれしい顔!」「笑った顔!」
「みんなが美味しいって食べてくれるから、みんなが笑顔になるのかな」
「それは、美味しい給食を作ってくれるからだね!」
教室では、山盛りあったおかわりも、完食しました。
今まで以上に給食室が身近になり、給食についてたくさん知ることのできた一日でした。
毎日の給食は食育を推進していくための「活きた教材」となっています。
この情報は、「さいたま市子育て未来部」により登録されました。