オンライン研修会~食物アレルギー対応と衛生管理~
詳細
6月28日(月)に、さいたま市子ども家庭総合センター(あいぱれっと)にて、さいたま市私立保育園協会とさいたま市保育課が共催でオンライン研修会を実施しました。
研修会は3部構成で、以下の内容でした。
①卵、小麦、乳を使用しない献立のデモンストレーション。
②食物アレルギーについての講義。
③手洗いチェッカーによる手洗いの確認。
今後も工夫しながら研修会を実施し資質の向上を図っていきます。
第一部はオンライン調理実習です。
調理実習のメニューは食物アレルギー児もお友だちと一緒に食べられる、卵、小麦、乳を使用しないメニューです。
食材を示し、調理過程を配信しました。
【食物アレルギー対応メニュー】
〇ツナとアスパラガスの混ぜご飯
〇おさかなバーグごまみそソース
ブロッコリーとかぼちゃ添え
〇かぼちゃのニョッキ
トマトソースかけ
ツナとアスパラガスの混ぜご飯
http://genki365.net/gnks18/pub/sheet.php?id=52405
①ツナ缶の煮汁と水でご飯を炊く。
②茹でたアスパラガス、ツナ、ホールコーンを昆布茶で味付けする。
③炊き上がったご飯に②を乗せ蒸らしさっくりと混ぜて器に盛る。
旬の食材を使用し、彩が美しい混ぜご飯です。
おさかなバーグごまみそソース
ブロッコリーとかぼちゃ添え
http://genki365.net/gnks18/pub/sheet.php?id=52404
加熱した鮭、玉葱、いんげん、人参、片栗粉をよく混ぜて小判型に成形し両面を焼きます。
みそ、煮切りみりん、すりごまで作ったごまソースをかけました。
ブロッコリーとかぼちゃを添えて、ビタミン、ミネラルがたっぷりです。
※乳幼児に提供するメニューなのでみりんはアルコール分を蒸発させた、煮切りみりんを使用します。
成形後、フライパンに並べているようすです。
両面を焼き上げた、おさかなハンバーグです。
オンラインの調理実習ならでは、一つ一つの工程を丁寧に説明しました。
かぼちゃのニョッキ
トマトソースかけ
http://genki365.net/gnks18/pub/sheet.php?id=52403
通常ニョッキは強力粉と茹でた野菜を混ぜて作りますが、小麦粉の代わりに片栗粉を使用しました。
茹で上げたかぼちゃのニョッキです。
丸めたニョッキはフォークの背で筋目をつけました。
トマトソースは弱火でじっくりと煮込みました。
第2部は、食物アレルギーについての講義です。通常の研修会とはちがい、受講されている方が見えない研修会なので、スタッフも緊張しながら取り組みました。
出来るだけ分かりやすくご説明するために、さまざまなツールを用いました。
左側のラックは、今回の研修会に役立ててほしいと「食物アレルギーの子を持つ親の会」から送られたアレルギーフリーの食品です。
アレルゲンフリー(28品目不使用)の食品を一つ一つ紹介しました。
第3部は、手洗いチェッカーによる手洗いの確認です。
しっかりした手洗いと、さっと洗った手洗いを実際に行い、その差を見てもらい、正しい手洗いについて再確認してもらいました。コロナ禍の今は、正しい手洗いが重要です。
この情報は、「さいたま市子育て未来部」により登録されました。